
ビーチウォーカーシリーズを徹底解説!おすすめのルアー・カラーも紹介
ビーチウォーカーシリーズはルアーメーカーの株式会社デュオから発売されているヒラメ専用ルアーのシリーズになります。
ヒラメを狙うためだけに生まれたビーチウォーカー。ラフなコンディションになりがちなヒラメのヒットゾーンを確実にトレースできるスイミングレスポンスとレンジ設定など、ヒラメを獲るためのスペックを凝縮し、いつでも、そしてどのような状況下においても、常に自信を持ってキャストし続けられるパフォーマンスを備えます。
デュオホームページにこのように書いてあるように、ビーチウォーカーシリーズをそろえておけばどのような状況にもほぼ対処できるラインナップとなっています。
それでは個々に説明をしていきたいと思います。個々の説明はいいからおすすめを見たいという方はもくじのおすすめ3選をクリックしてください。
もくじ
ビーチウォーカー120MD
- タイプ:シンキングミノー
- 全長:120mm
- 重さ:20g
- 定価:1,900円
ビーチウォーカー120MDは広範囲に探るランガンに適したルアーとなっています。重さは20gと最近のヒラメ用ルアーとしては軽いほうになりますが、移動重心と高比重ボディと空気抵抗を抑えたリップ形状により優れたキャスト性能になります。
ビーチウォーカーアフレイド
- タイプ:シンキング
- 全長:110mm
- 重さ:27g
- 定価:1,680円
ビーチウォーカーアフレイドは今まで攻めれなかった浅瀬を攻めることができるルアーです。シャローをよりゆっくりと狙うことができるため遠浅サーフで活躍することができます。
飛距離はプロップやブレードがついているため他のものより飛びにくいと感じます。引き抵抗は色々とついている割には少ないです。
ビーチウォーカーアクシオン
- タイプ:シンキングペンシル
- 全長:95mm
- 重さ:30g
- 定価:1,680円
ビーチウォーカーアクシオンはヒラメハンターの堀田光哉氏とのコラボによって生まれました。リトーリーブスピードによって「テールフリップ」「微波動アクション」「平打ちアクション」の3種類のアクションをします。
浮き上がりにくい形状のためレンジキープ力に優れています。また適度に巻き抵抗があるため潮流の変化も伝わってきます。
飛距離はシンペンということでよく飛びます。70~80m程度は飛ばすことができます。
ビーチウォーカーフリッパー
- タイプ:メタルジグ
- 全長:70mm、80mm
- 重さ:32g、40g
- 定価:1,500円
ビーチウォーカーフリッパーは距離の死角を埋めるために誕生しました。
サーフのヒラメゲームではかけ上がりや沖のサンドバーが遠い場合があります。そこを狙うためにはフリッパーのようなメタルジグが必要になってきます。また、風や波で荒れているときなどにもメタルジグが必要となってきます。
飛距離はメタルジグということでとてもよく飛び100mくらい飛ばすことができます。
ビーチウォーカーフリッパーZ
- タイプ:メタルジグ
- 全長:85mm、87mm
- 重さ:36g、42g
- 定価:1,500円
ビーチウォーカーフリッパーZはボディの素材に亜鉛を使うことにより従来のフリッパーよりサイズアップをしています。
これによりアピール力が高まり、よりスローなリトリーブが可能となっています。実際に遠浅サーフでも底をすることなくリトリーブすることができます。
飛距離は大きくなったことでフリッパーよりは劣りますがそれでもメタルジグなのでよく飛びます。しかし、風には弱いため荒れたとき用に持っておくのはあまりおすすめしません。荒れたときは普通のフリッパーの方がよいです。
ビーチウォーカーファルクラム
- タイプ:シンキングミノー
- 全長:95mm
- 重さ:31g
- 定価:1,680円
ビーチウォーカーファルクラムも堀田光哉氏とのコラボルアーになります。
レンジキープ力に優れており、強めのアクションをするので朝一などで活性の高いヒラメを素早くサーチするのに適しています。
少し話がそれますが、ファルクラムとアクシオンはすごく似ていて見分けがつきにくいです。
上がファルクラムで下がアクシオンになります。
違いはリップの形状にあります。ファルクラムの方が多少リップが大きくなっています。分からなくなったらリップで見分けてください。
ビーチウォーカーハウル
- タイプ:ジグヘッド
- 重さ:14g、21g、27g、35g
- 定価:1,650円
ビーチウォーカーハウルはジグヘッド+ワームで構成されています。ワームにはシャッドとフィッシュとグラブがあります。
ただのジグヘッドとは違いトリプルフックを前後に2個搭載したものになっています。ワームの交換は少しめんどくさいです。しかし、そのデメリット以上によく釣れます。
ハウルフィッシュ
ビーチウォーカーハウルに装着するワームです。
テールの微波動が活性の低いヒラメの食い気を誘います。シャッドでは反応しない魚が反応するので、シャッドと合わせれば効果抜群です。
ハウルシャッド
ビーチウォーカーハウルに装着するワームです。
ハウルシャッドは誰にでも使いこなせるというコンセプトのもと生まれたというだけあり、ただ巻きやストップアンドゴーという簡単なアクションでヒラメを釣ることができます。
また、キャストもしやすく飛距離も60m程度は飛ばすことができ使いやすいルアーとなっています。
ハウルグラブ
使い手不問釣果へ直結グラブでなければ獲れないヒラメを一網打尽
DUOホームページではこのようにうたっています。
ハウルグラブの飛距離はハウルシャッドと同程度です。アクションはただ巻きやリフト&フォールがおすすめです。
ビーチウォーカーリボルト
- タイプ:スピンテール
- 全長:80mm
- 重さ:34g
- 定価:1,680円
ビーチウォーカーリボルトはミノー、ワーム、ジグに続く第4の主軸として誕生しました。
ブレードのアピール力が高くヒラメにも効果絶大です。ワーム、ミノーに反応がない時などに投げてみたいルアーとなっています。
飛距離はビーチウォーカーハウルと同程度です。引き抵抗は軽くとホームページには書いていますが、そこそこ重たいです。特にハイギアのリールを使っていると5投くらいでやめたくなります。
ビーチウォーカーウェッジ
- タイプ:シンキングペンシル
- 全長:120mm
- 重さ:38g
- 定価:1,900円
ビーチウォーカーウェッジは存在感があるスリムロングのシンキングペンシルです。
ファルクラムやフリッパーより一回り大きいサイズなので、ヒラメが見つけやすくなっています。
アクションは、ゆったりとしたスイングアクションです。フォールは水平フォールなのでリフトアンドフォールで誘うのも効果的になります。
飛距離はメタルジグ並みに飛んでいき、投げていて気持ちいいルアーです。
詳しいインプレを書いたのでこちらもどうぞ

ビーチウォーカーグアド
- タイプ:シンキングミノー
- 全長:130mm
- 重さ:24g
- 定価:2,000円
ビーチウォーカーグアドは60m程度投げることができました。
朝一などの活性が高いと思われるときにランガンに使うのがおすすめです。
おすすめ3選
ビーチウォーカーウェッジ
よく飛んで引き抵抗も軽いのでずっと投げていられます。使っていて気持ちのいいルアーです。
ただ巻き、ストップアンドゴー、リフトアンドフォールという感じのアクションで十分釣れるルアーです。
おすすめの色はマットピンクです。
ビーチウォーカーハウル+ハウルシャッド5インチ
とりあえず投げていれば釣れるような気がします。ここぞというポイントで投入してみてください。
アクションもストップアンドゴーだけで釣れますが、リフトアンドフォールもおすすめです。
おすすめの色はピンクゴールドヘッド+バブルガムピンクです。
ビーチウォーカーフリッパー
最後におすすめなのがビーチウォーカーフリッパーです。
荒れて他のルアーでは飛距離がでないときや、ポイントが遠い時はフリッパーの出番になります。そんなときのために1つは持っておきたいルアーです。
アクションはストップアンドゴー、リフトアンドフォールがおすすめです。
おすすめの色はヒラメピンクⅡです。
まとめ
いかがだったでしょうか。ビーチウォーカーシリーズはたくさんあるので全部買うのは難しいと思います。さらに色までそろえようと思うととんでもない出費になってしまいます。
これから始めてみようと思う方は、まずおすすめ3選のルアーを試してみてください。色も派手系(ピンク、ゴールド)とナチュラル系(シルバー)の2種類だけで十分だと思います。
ルアーを色々持っていても全部使うことはあまりないので、最初からたくさん買わず釣りをして必要と感じたものを買うのをおすすめします。
サーフのヒラメは難しいイメージがあるかもしれませんが、魚さえいればそこまで難しい釣りではないので一度挑戦してみてはいかがでしょうか?サーフで思いっきりキャストするだけでも結構ストレス発散になりますよ。