
チヌ用撒き餌作りに失敗しないためのたった2つのポイントと作り方
撒き餌はフカセ釣りにおいてチヌを集めてそこにとどめる、サシエをわかりにくくするなどの大変重要な役割があります。
その撒き餌を作るのを失敗してしまうとその日の釣りが台無しになってしまうかもしれません。
そうならないためにも撒き餌の作り方のポイントをしっかりと覚えておきましょう。
たった2つのポイントさえ押さえておけば撒き餌作りで失敗することはほぼなくなります。それでは2つのポイントを説明してきます。
もくじ
マキエ作りのポイント
ポイント1 水は少しずつ入れる
マキエを作るときには水を少しずつ入れるようにしてください。
もし、一気に入れて水が多すぎるとマキエがベチャベチャになって非常に使いにくいマキエになってしまいます。
水が少ない分には後からでも水を足すことが出来ます。
それでも水を入れすぎてしまいそうという方は配合エサを少し残しておけばいざ水を入れすぎたときに修正ができます。また、雨などでマキエが水っぽくなった場合でも修正することが出来ます。
ポイント2 よく練り込む
作ったマキエをよく練り込んでください。
練り込んだマキエは遠投しやすくなり、底まで届きやすくなります。
マキエの作り方
- 半解凍したオキアミをきざむ
- きざんだオキアミに配合エサを混ぜていく
- 水を入れて混ぜる
- 練り込んでいく
このようにスコップやコマセミキサーで細かくしていきます。
オキアミに配合エサを均等に混ぜていきます。
水の分量はマキエの袋の裏に書いてあるので少しずつ調整しながら入れていきます。※袋に書いてある数量より少し少なめに入れることをおすすめします。
マキエを練り込んでできあがりです。
マキエ作りQ&A
Q:オキアミと配合エサの割合はどのくらいですか?
A:オキアミ3kgに対して配合エサ2袋(6~8kg)くらいです。
Q:半日でどのくらいのマキエが必要ですか?
A:撒き方によりますが、オキアミ3kg、配合エサ2袋分くらい必要です。マキエの切れ目が魚の切れ目です。最低でも半日でこれくらい撒くようにしてください。
Q:オキアミは細かくきざんだほうがいいのですか?
A:絶対にきざんだ方がいいということはありません。オキアミは小さくすると沈みやすく遠投しやすくなります。逆に原型に近いと沈みにくく遠投にくくなります。狙う場所や棚によって使い分けるとよいでしょう。
Q:水道水でも大丈夫ですか?
A:問題ないと思います。最低でも自分のレベルでは大きな差はなかったです。自分の場合水道水で作る場合前日の夜に作って一晩寝かせて使っています。
Q:アミエビは入れた方がいいですか?
A:アミエビを入れると集魚力と粘りがアップします。冬場などの活性が低いときにはいいかもしれませんが、夏場などの活性が高いときだとエサ取りが沸いて釣りにならなくなる場合があるので注意してください。
Q:撒き餌はどのようなレシピ(配合)がいいですか?
A:その場所・季節によって違います。水深が深いところや潮が速いところであれば比重の重めのものが良いでしょう。潮が速くても瀬戸内のように魚が浮きやすい場所であれば比重の軽いもので魚を浮かせるという選択肢もあります。冬場などは底にたまりやすく集魚力の強いものがおすすめになります。
おすすめの撒き餌レシピはここをご覧ください。

まとめ
いかがだったでしょうか。
マキエ作りで一番重要なポイントは水の分量なので、水は一気に入れず少しずつ入れてマキエを作るようにすればマキエで失敗するということはなくなります。
最高のマキエが作れればチヌはもう釣れたようなものです。ガンガン撒いてガンガン釣っちゃいましょう。